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読み書きが困難になる「ディスレクシア」の症状とは

あなたは、ディスレクシアという症状をご存知でしょうか。
これは、読み書きに著しい困難を抱える障害のことをいいます。
こうした症状は、本人の努力不足や怠けではなく、脳内の情報の処理の仕方に違いがあるために起こるとされています。
本人は、言葉を理解する「インプット」の段階で、文字がゆがんで見えたり、文章のどこを読んでいるのかわからなくなったりすることがあります。
事例としては、「こ」と「さ」が区別しにくかったり、文字が反転する鏡文字に見えたりといった視覚情報処理の不全が起きています。
そのため、文章を読むのにとても時間がかかったり、読んでいても内容が頭に入ってこなかったりするのです。
しかし、本人の視力や聴力には問題がないため、周りからなかなか気づかれにくい傾向にあります。
また、文字を書くことに関しても、鏡文字になる、文字の形が安定しない、書き順を間違えるなど、さまざまな困難を抱えがちです。
結果、テストの記述問題で時間がかかりすぎたり、自分の考えを正確に表現できなかったりします。
賢明に勉強しているにも関わらず、読み書きの時点で本来の能力が正しく評価されないことも少なくありません。
これは知識がないわけではなく、知っていることを外に出すことが難しいという状況なのです。
ディスレクシアの症状は、人それぞれで、その現れ方も多様です。
ある人は読むのが苦手でも書くのは得意だったり、また別の人はその逆だったりすることもあります。
しかし、共通しているのは、文字を読むことや書くことに大きなエネルギーを使い、疲れやすいという点です。
これは、日常生活や仕事において、大きな負担となります。
ディスレクシアは、決して病気ではありません。
個性の一つであり、その特性に合わせたサポートや工夫をすることで困難を超えることが可能です。
周囲がこの特性を理解し、適切な支援を提供することがとても大切なのです。

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